おすすめのボディクリームはこれ!選び方と保湿効果が高まる使い方は?
作成日: 2021/9/24 更新日: 2021/9/24
目次
ボディクリームはどんな種類がある?
肌を乾燥から守るのに欠かせないのがボディケアコスメ。油分が多めで乾燥が気になる部分に使うボディクリーム、軽いテクスチャーで毎日の乾燥対策に適したボディローション、乳液のような質感のボディミルク、伸びがよくマッサージにも役立つボディオイル、さらっとした塗り心地のボディジェルなど、種類もさまざまですが、これらを総称してボディクリームと呼ぶことがあります。
ボディクリームの選び方とは?
ボディクリーム選びのポイントは肌質や季節などによって異なりますが、乾燥肌の人がとくにこだわりたいのは「保湿成分」と「テクスチャー」、「香り」です。
・保湿成分
代表的な保湿成分といえば、すぐれた保水力をもつヒアルロン酸やセラミド、高い吸湿力をもつコラーゲン、油分の膜で水分の蒸発を防ぐワセリンなどがあげられますが、肌のバリア機能が低下している乾燥肌の保湿には、水分を蓄える保水力や吸湿力、蒸散を防ぐコーティング力に加えて、角質層の奥深くまで達する浸透力も重要になってきます。そこで注目したいのが、グリセリン。分子の小さいグリセリンは角質層の奥まで浸透し、内側(角層)までしっかり保湿。角質層内を整え、肌のバリア機能をサポートするといわれています。
・テクスチャー
ボディケア製品は、その使用感も重要。一般に、ボディローションがもっとも軽く、ボディミルク、ボディクリーム、ボディバーム、ボディオイルと油分が多くなるごとに重くなっていきます。ベタつきが気になる人や、時間をかけずに広範囲に塗りたいときは軽めのテクスチャーが、乾燥が気になるときは油分の多いものがおすすめですが、日々のケアにはローションやミルク、カサカサ部位の集中ケアにはクリームやオイルと、用途別に選ぶのも一手です。
・香り
香りに癒されたい、リフレッシュしたいという人は、お気に入りの香りを厳選するとよいでしょう。香料が気になる人や人肌に合わないという人には、無香料という選択肢もあります。
ボディクリームの保湿効果が高まる使い方とは?
ボディクリームは乾燥が気になるときに塗るものですが、その保湿効果を存分に引き出すにはタイミングが重要です。一般に、毛穴が開いたお風呂上がりが最適といわれています。軽くタオルドライしたあと、肌がしっとりやわらかな状態のうちに、脱衣所など湿度が十分に保たれた空間でクリームをなじませましょう。体が乾ききる前に塗り終えるのがポイントです。
ボディクリームは冷たい状態よりも軽く温めてから塗ったほうが、なじみやすくなります。手のひらで適度に温め、パーツごとにゆっくりていねいに塗り込んでいきましょう。末端から心臓へ向けてなじませるのが基本です。
ボディクリームの種類によって適量は異なりますが、1パーツにつき100円玉程度が目安。乾燥が気になる場合は、500円玉大に増やすことや、量を少なめにして重ね塗りすることも手です。とくに気になる部位があるときは、油分の多いクリームで重点的にケアするとよいでしょう。
バリア機能の低下により乾燥状態が続いている人や、乾燥しがちな冬などは、日々の保湿が大切です。持続性の高いグリセリン配合クリームは、肌のバリア機能を改善しながら翌日までうるおいをキープするのでおすすめです。
ライター:藤田智美