ボディケアの方法は?おすすめのボディケア用品の選び方も紹介
作成日: 2020/2/1 更新日: 2020/2/1
目次
ボディケアは必要か
夏の紫外線対策は徹底しても、衣服に隠れた部分のケアはおろそかになりがち。でも実際は、肌を露出しない季節もボディケアは必要です。理由は空気の乾燥。ボディを乾燥したままにしておくと、かゆみや粉吹き肌の原因となることも。理想のうるおい肌を保つためには、日々のケアが欠かせません。
美肌のためのボディケアの基本
ボディケアというと、ボディクリームなどの保湿ケア製品を思い浮かべますが、じつはバスタイムのルーティンも重要です。全身の汚れを落として清潔さを保つために肌をゴシゴシこすってしまう人もいるようですが、これはNGです。固めのボディタオルやボディブラシで強くこすると、肌表面でバリアの役割を担っている皮脂膜まで洗い落としてしまい、お肌は乾燥しやすい状態に。ボディは額や鼻などの顔のパーツに比べて皮脂腺が少なく、中でもひじやひざ、手などは乾燥のリスクにさらされやすいと言われています。洗うときは、肌に負担の少ない素材のボディタオルや素手でやさしく洗うようにしてください。
乾燥肌や敏感肌の人には、ボディソープ選びも重要なファクター。肌質に合った低刺激性のものをチョイスするのが鉄則です。
熱すぎるお湯も乾燥の大敵。40度を超えると、皮脂や角質層内の保湿成分が流出しやすくなるため、お湯に浸かる場合は38〜40度に設定しましょう。
バスタイム後のタオルドライも、こすらず軽く押さえる要領で。その後はなるべく時間を空けず、お肌がふやけてやわらかくなっているうちに、ボディケア製品を塗って保湿をしましょう。
ボディケア用品の種類と用途
ボディクリームやボディオイル、ボディスクラブなど、ボディケア用品は多種多様。用途ごとに肌質に合ったアイテムをセレクトして、うるおいのあるすこやかな肌を保ちましょう。
・ボディスクラブ
ざらつきや黒ずみを解消し、なめらかな肌に導くボディスクラブ。週に数回、ボディソープで汚れを落とした後に、ひじやひざ、かかとなど角質が気になるパーツに使用します。
・バスオイル
お湯に適量垂らして浸かるだけで全身の保湿ケアができるのが、バスオイルのメリット。薄めて使うため、ボディクリームほどの保湿効果は得られませんが、包み込むように肌になじみ、うるおいを与えてくれます。
・ボディクリームで日々の保湿ケア
お風呂あがりは体が冷えないうちに、ボディクリームで保湿ケア。日々のケアには、軽いテクスチャーで全身になじませやすいボディローションやボディミルク、さっぱりとした使用感のボディジェルなどがおすすめです。
・乾燥が気になるときの集中ケア
冬場の集中ケアには、油分を多く含むボディクリームやボディオイルの出番。ひじやひざなど乾燥しやすい部分はとくに念入りに塗り込んで。マッサージをしながら塗り込めば、マッサージ効果でさらなる美肌効果が得られるでしょう。
ボディケア用品を選ぶポイント
数あるボディケア用品の中からとっておきを選ぶにあたり、着目すべきポイントは「用途」と「成分」。まずはバスタイム用や日々のスキンケア用といった用途を決めた上で、美白成分、保湿成分、香りなど、必要な成分を厳選するとよいでしょう。
保湿成分には、うるおいの膜で肌内部の水分を保つヒアルロン酸やコラーゲン、角質の乱れを整え水分をキープするセラミドなどさまざまな成分がありますが、乾燥肌や超乾燥肌でお悩みの人には、すぐれた保湿力に加えて、高い浸透力や持続力をもつグリセリン配合のボディクケア用品がおすすめです。医療現場でも使われる99%グリセリンは、角質層の10層奥までしっかり浸透し、うるおいを閉じ込めます。
ライター:藤田智美